バッテリーには寿命があることを認識する

 一般的なスマホはリチウムイオン電池というバッテリーを利用しています(2019年現在)。そのリチウムイオン電池は、充電を繰り返すことで性能が落ちていきます。


目安としては充電300回で70~80%に、500回で50~70%に使用可能時間が落ちると言われています。大まかにいうならば、毎日充電していると約1年半で性能が半減してしまうということです。

1. バッテリーの寿命を縮める5つのNG行動
<充電しながらのスマホ利用>
充電しながらスマホを利用すると、端末と電池が発熱し、電池の劣化を早める原因となります。リチウムイオン電池にとって、熱は大敵なのです。

<充電のしっぱなし(過充電)>
充電により満タンになった状態で、ずっと充電器につながれたままだと、電池の劣化につながります。例えば就寝中にずっと充電している人は多いでしょうが、それが実はリチウムイオン電池にとって良くない行動なのです。

<電池残量の無い状態での放置(過放電)>
電子残量がない状態で、充電をせずに長時間放置するということも、電池劣化の要因となります。

<頻繁な充電>
ちょっと減るたびに充電をする、といった頻繁な充電は、電池の性能を低下させます。

<高温>
過度な使用による発熱はバッテリーによくありませんが、直射日光が当たる場所や、炎天下の車中など高温の環境に置いておくのもいけません。なお、リチウムイオン電池の最高許容周辺温度は45度に規定されています。

2. バッテリーを長持ちさせるテクニック
<充電回数を抑える>
充電回数が電池劣化の要因となるのですから、なるべく充電しないよう、10~20%まで使ってから満タンまで充電する、といったサイクルにすると良いといえます。

<寝る前に充電を完了させる>
多くの人が就寝中に充電をしっぱなしにするという習慣で、電池を劣化させています。そうしないためにも、たとえば帰宅したらすぐに充電し、寝る前までに完了させておくなどの行動が良いといえます。もちろん充電が満タンになったら、充電器から外すことが重要です。

<バッテリーの熱を意識する>
リチウムイオン電池の敵は高温です。スマホが熱を持つのは、長時間の利用、複数のアプリを起動し続けているなど様々な理由がありますが、スマホが熱いと感じたら本体が冷めるまで利用を控えるのが賢明です。

また真夏の車中に置きっ放しにしておくなど、スマホを高温にさらす行為も注意が必要。バッテリーだけでなくスマホ本体そのものが故障してしまう恐れがあります。

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